幼児食って何でしょうか?
離乳食という言葉は誰でも知っていますよね?
でも幼児食って、実際に子育てしている方くらいしか聞いた事がないと思います。
幼児食とは、一般に離乳食完了期が終わった後〜就学前までの食事の事を言います。
離乳食ではないけど、子供の成長のための栄養がきちんと含まれていて、
大人みたいな濃い味付けではないような食事ですね。
離乳食が終わったママにしてみれば、
まだまだ大人用と幼児用と分けて料理を作る事が続く訳です・・。
食欲のムラや好き嫌いなどが出てくる幼児期の食事って結構大事なんです。
幼児食というのは子供が発育するための栄養素を考えるのはともかく、いろいろ考えたレシピを組む必要があります。
「いろいろ」とは、例えば、肥満や偏食につながらないようなレシピなどです。
実はこの幼児期の食事が将来の偏食や肥満などにつながりかねないのです。
例えばこの時期にたくさんの食物を食べる事に慣れさせないと食わず嫌いになりやすいです。
また味の濃いものを食べさせていると、将来濃い味でなきゃ食べられない人間になります。
塩分の摂り過ぎは大人になってからの高血圧の原因にもなりますよね。
甘いものや脂肪分の多い物ばかりを食べ慣れてしまうと、肥満の原因にもなります。
また虫歯なども気をつけなくてはなりません。
つまり、この幼児期のレシピにより、その後の悪い食生活や生活習慣病へとつながってしまう恐れがあるのです。
そういう危険性を頭に入れておいてレシピを考えてみてください。
そしてもう一つこの幼児の時期に重要なのが、
食事のマナーやしつけを体で覚えさせる事。
細かい礼儀作法を覚えさせる必要はありません。
「いただきます」「ごちそうさま」を言えるようになる。
食事前にはおもちゃを片付ける。
食事中に遊んだりしないようにする。
など、
単に「食べる」ではなく「食事」ということを教えていきましょう。